地方移住をしようと考えているけど移住先で失敗したくない。
と考えているあなたへ
この記事では以下について書いています。
地方移住を失敗しないために確認すべき事
どんな暮らしを送りたいのか明確にする
自然に囲まれた暮らしがしたい 子供は田舎で育って欲しい
都会暮らしが疲れた
このように皆さんは何かを求めて地方移住を考えているのではないでしょうか?
最近は地方移住をする方も多くなり、様々な生き方がしやすい時代ですよね(^○^)
なので地方移住は人生をさらに良くするためのステップになると考えています。
ただし、地方移住をする前に、
「自分の送りたい生活スタイルを明確にする」
ことが移住を成功に導く上で重要だと思います。
なぜなら、自分の理想とする生活のために地方移住を決めたとしても
自分の理想が曖昧なまま「良さそうだし」「人気だから」と言った理由で移住をしてしまうと
理想とのギャップが発生する可能性が高くなるからです。
例えば、あなたは家庭菜園しながら、山の麓ゆっくりで暮らしたい。とします。
しかし実際に移住し、家庭菜園をしようと張り切ったものの、
「やってみると自分には畑仕事はきつ過ぎた。」「あんまり向いてないな。」
なんて感じる事もあるかもしれません。
他にも、休日には外でコーヒーでも飲みながらゆっくりと暮らそうと思って山の麓に移住したのに、
「何だか雨の日が多くて全然想像と違う!」
という事もあるかもしれません。
なので、より具体的に自分の送りたい生活を書き出す事が良いですよ!
「雪が少ない山の麓の地域。
家庭菜園用に5畳ほどの畑スペース。
周りは水田で平野。
小・中・高校が自転車で1時間以内。
車で20, 30分圏内に川があるような地域。」
こんな風に自分が外したくない条件をしっかりと文に起こすと
選んだ移住先でのギャップを最小限に抑えれる可能性が高くなりますよ
では、実際に送りたい暮らしが明確になったところで、
本当にその暮らしがベストなのかを確かめたいですよね?
まずは近場に条件が当てはまるような地域がないか探してみましょう!
条件に当てはまるような地域が近くにないか?
皆さん地方移住をする時には必ずと言っていいほど下見をすると思います。
でも移住候補先が遠い。今すぐには現地に行けない。という方もいるのではないでしょうか?
そんな時は先ほど書き出した条件になるべく当てはまるような地域が近くにないか探しましょう!
なぜなら、
せっかく長い休みをとってガッツリ下見に来たのに
「やっぱりちょっと違うな。」
なんて事があるからです。
もちろん皆さんの本当に移住したい地方に訪れて感じる事ができたのであれば、
それに越したことはありません。
でも、「これなら近くの田舎でも気づけたな~。」なんて事は避けたいですよね?
もう一度先ほどの条件を出しますね(^○^)
「雪が少ない山の麓の地域。
家庭菜園用に5畳ほどの畑スペース。
周りは水田で平野。
小・中・高校が自転車で1時間以内。
車で20, 30分圏内に川があるような地域。」
夏にこの条件で探すのであれば、雪の情報を体験する事はできません。
しかし他の箇所なら考えが変わる事もあるかもしれません。
「周りは水田で平野がいいな。」
と思っていたけど、実際に来てみると
街灯が無さ過ぎて夜は暗いな。これは子供たちにとって危険なのでは?
もう少し住宅がある場所でもいいかな?
なんて事は近場の田舎でも気付ける事ですよね?
なので、実際の移住候補値にいく時間が取れない方は、近くに少しでも条件が合うような地域を見つけて少しづつでも自分の送りたい暮らしが本当に合っているのかを洗練させていく事をお勧めします
移住候補先の移住者数と定着率
いよいよ皆さんの移住候補地が洗練されてきた所で、候補地において確認しておいた方がいい事を紹介します。
それは、
「移住候補地にいる移住者数と定着率」
です。
なぜかと言うと、やはり在住者からすると移住者は注目の対象です。移住してきてくれ嬉しい人もいれば、その逆もいるかもしれません。
ただ、その地域に一人でも移住者がいるのならば、ハードルはかなり下がると感じます。
移住者と言っても、結婚してお嫁さんとして移住してきたレベルでもいいと思います。
そのような先輩がいるのならば、地域の方達も移住者への対応の経験はある事になります。
また、この地域が移住者にとって住みやすいのかどうかを移住者目線で聞く事もできるからです。
さらに今までの移住者の方の多くが定住している方がより安心できますね
やはり定住する人が少ないと言う事は、何らかの負担を暮らしで感じている場合が多いからです。
なので、出来れば移住者の先輩と出会うか、役場での情報収集をお勧めします。
皆さん移住を考える際に確認する事は分かっていいただけたでしょうか?
次の章では地方移住で大事にして欲しい考え方について書いていきます。
地方移住を失敗させないために大切な考え方
給付金や仕事先から移住先を決めるのはやめましょう
ここまで読んでくださった皆さんは、もうお分かりだと思います。
地方移住にとって大事なのは
「どんな暮らしを送りたいのか?」
が重要でしたね!
とすると、移住先での仕事や給付金の有無から移住先を選んでしまうと移住後にギャップを感じてしまう事があるかもしれません。さらには給付金の制度により移住後一定年数以上住む義務が付く事も多いので慎重に決めたいですね。
とはいえ、第1章で確認した地域で自分の当てはまる給付金があれば積極的に利用をするのが良いと思います!
ちなみに給付金の条件例としては以下のような要件が多く見られます!
・転入する前日まで、連続して5年以上東京23区に在住していた
・移住後に3~5年( 条件、県により異なる )居住する意思がある
・県が指定するマッチングサイトに掲載されている求人で一定年数働く事
・転勤等ではなく、新規の就業であること
・起業の場合、県の創業・起業補助金の交付決定がある事
他にも様々な条件がありますが、
何だか条件に当てはまるだけでも大変そうじゃないですか?
なので自分が条件に当てはまる地域を選ぶより、ご自身の移住候補地が決まったら是非調べてみるのがお勧めです!
地域の方とのコミュニケーションは大切
次は移住した後はもちろん移住前の下見の時から地域の方とのコミュニーケーションが大切なんです。
「下見に行くのはなぜですか?」
町の雰囲気や空気を吸うためでしょうか?それだけではないと思います。
御近所さんになるかもしれない方々がどのような人か、
その地域にはどのような性別・年齢層の方が多いか?
など多くの事を知りに行くと思います。
そんな時はその地域の定食屋で昼ごはんでも食べながら、店主に話を聞いたり、
畑仕事の休憩をしているおじいちゃんに話をきいたりと積極的にコミュニケーションをとる事で、
情報を得られるだけでなく、自分という存在を予め知らせておく事ができます!
もちろん失礼がある聞き方をすると、
移住後にイメージがマイナスからスタートしてしまう可能性もあるので礼儀はきちんとしておきましょう。
定食屋の店長ならまだしも、近所のおじいちゃんに声をかけるなんてさすがに難しいよ!
なんて方も多いかもしれません。
そんな方は町おこしに力を入れている地域のイベントやサービスを利用するのもいいかもしれません(^○^)
移住前から移住先のイベント・サービスを利用する
これは自分的に結構お勧めだったりします(^○^)
と言うのも、年齢も生活スタイルの違う方といきなり話すのは難しかったりします。
そこで皆さんの移住候補地の条件に近い地域で開催されるイベントやサービスを利用すると、地方で暮らしている方との話し方がわかると思います。
例えば、地域の夏祭りや恒例イベント(楽市楽座など)です!
このようなイベントがあると、市町内の人口分布も知る事ができる上に、文化を知る事ができるので、非常に良い機会になります。
また、最近注目を集めているADDressなども田舎に民家を構えているので、
ご自身の移住候補地の条件に近い所を利用し、家守の方も含めてコミュニケーションをとると良いと思います!
これ以外にも、2拠点生活(デュアルライフ)で地域に浸透していく方法もあったりします!
自分は2拠点生活で会社員と養蜂を行っています(^○^)
2拠点目は農家さんの家で週末にお邪魔させてもらっていおり、援農という形で農家さんのお手伝いとする事もありますし、一緒にご飯を食べたり、地域の事を知るには最適かもしれませんね
まとめ
地方移住は事前準備が重要
記事のポイントをまとめます。
・地方移住でどんな生活を送りたいか明確にする
・時間が無ければ近場で似たような地域を探して見学
・移住候補先に移住の先輩がいるか確認する
・給付金や仕事からではなく、自分の軸で移住先を探す
・移住前から地方に足を運ぶ大切さ
移住をするのは、人生においてちょっと大きなイベントになると思います。
事前の確認事項をしっかりとチェックし、皆さんの地方移住が良いものになる事を願っています