はちみつライフ 健康

養蜂家がオススメするはちみつ保存方法!おすすめ容器3種も紹介!

2020年9月30日

 

はちみつ買って食べてみたいけど、どれも量が多くて食べきれない気がするなぁ…食べきれない時ってどう保存すれば良いんだろう?

こんな疑問にお答えします!

 

こんな方におすすめ

  • はちみつ未購入の方:自分のはちみつ利用に合った保存方法が分かる
  • はちみつ購入済みの方:現在の保存・使用方法が正しいか確認できる

 

自分も、はちみつの保存方法なんて知りませんでした☺️

 

今では十数万匹のみつばち達とはちみつを生産しており、毎晩・毎朝ハチミツを1さじ食べるようになり、はちみつを扱うのは一般の方よりも多いです!ぐっすり眠れるようになりましたね😁

 

そこで、今回はちみつ好きで養蜂もやっている僕が「はちみつの正しい保存方法」を皆さんにお伝えしようと思います!

 

はちみつの正しい保存方法

早速ですが、はちみつの正しい保存方法は次のとおりです!

・常温での保存

・用途に合わせた適切な容器選び

・保存場所は風通しが良く湿気の低い場所

・直射日光の当たらない場所で保存

・振動がない場所で保存

 

詳細について紹介しますね☺️

皆さんの家ならどこが当てはまるか想像しながらご覧ください!

 

常温での保存

はちみつは「常温」で保存するのが最も適切です!

冷蔵庫で保存する方もいますが、冷蔵庫保存はハチミツを硬くしたり使い勝手を悪くしたり、結晶化させる原因になってしまいます。

ただし結晶化したはちみつは品質が悪くなっている訳ではありませんので、ジャリジャリしたはちみつが好みの方は冷蔵保存で結晶化させると良いですね☺️

結晶化した時の対処方法については後ほど説明しますね(^○^)

 

用途に合わせた適切な容器選び

後述しますが、はちみつは様々な要因で品質が変化する可能性があります。
なので容器はしっかりしたものを選ぶ必要があります。

とはいえ、はちみつを食べる頻度や食べ方は人それぞれ違いますよね?
毎日の方もいれば、期間が開く方もいるでしょう。であれば、注ぎやすい容器の方が良い人や、使いづらくても保存能力に特化した容器が良い!という人など様々ですよね?(^○^)

例えば毎日はちみつを食べる人は瓶で保存していたら毎回開くのが大変かもしれません。
そんな時はハニーディスペンサーで手軽に注ぐ方がいいですよね?

保存の性能は確かに重要ですが、使用頻度や用途によっては必ずしもしっかりした物でなくてもいいと思っています。

最後にはちみつの容器の紹介をしますね(^○^)

 

保存場所は湿気が低く、風通しの良い場所を選ぶ

はちみつは水分が混ざってしまうと自慢の保存力が低下します。

理由を簡単に説明しますね😊

はちみつの中の水分は20%以下と言われています。水分が少ないため外部から細菌が進入しても細菌内の水分を吸収(浸透圧)して細菌が生存できない環境が保たれています。

そのためはちみつに水分を加えてしまうと、せっかくの浸透圧が発動しなくなり保存力が低下するという訳です。

そこでとっても簡単な湿気対策を紹介します。

風通しの良い所にはちみつを置いて、すぐ側に除湿剤を置いておくだけ!
これで、周辺の湿度はある程度低く保たれるので細かい心配は必要なくなります!

せっかくのはちみつなので、一手間加えてあげて最高の状態をキープしましょう!!

 

直射日光の当たらない場所で保存する

これもかなり重要ですね!

はちみつは光や熱により内部の成分が崩壊してしまう事があります。
さらにはちみつの抗菌力の源とされる過酸化水素は光や熱に反応して酸素と水を作るそうです。

つまり栄養が少なくなってしまう上に、はちみつ自慢の保存力低下にも直結しますね😭

早速直射日光の当たらない場所に移動、もしくは日光を防ぐ容器に移すのも有効ですよ😊

 

振動がない場所で保存する

この状況はあまりないかと思いますが紹介します!

はちみつの結晶化については先ほど説明しましたね(^○^)
ただ温度だけでなく、振動が影響して結晶化がすすむという報告もあるようです。

例えば、冷蔵庫の上とかですね!
結晶化をさせたくない方は、冷蔵庫内だけでなく落とし穴があるので気をつけてくださいね!

 

 

これではちみつの保存方法については問題ありませんね!

でも常温で保存していてもはちみつが固まる事があるって聞いたよ?

そんな方もいるかもしれませんね!

 

そうなんです。正しい保存をしていてもはちみつが固まる、白くなるなどの変化が発生する事があります。(結晶化)

では何度も話に出ているはちみつの結晶化について紹介しますね(^○^)

 

はちみつの結晶化

はちみつは結晶化する理由には大きく二つの理由があります。

 

保存方法による結晶化

はちみつの種類による結晶化

 

 

既に説明した部分もあるかもしれませんが、具体的に説明したのでご覧ください!

保存方法による結晶化

まずは温度による結晶化について紹介します!

温度による結晶化

冷蔵庫で保存するとはちみつが結晶化しやすいとお伝えしましたね!
はちみつは13℃~15℃になると結晶化しやすくなります(^○^)

温度によってはちみつ内に溶ける事ができる糖の量が少なくなるのが理由です!

しかし冷凍庫での保存だと、なんと結晶化の条件には当てはまりません!
心配であれば冷凍庫保存をしても良いですが、はちみつの粘土が強くなり取り出しにくくなってしまいますのでオススメはしません😅

 

次は振動や衝撃による結晶化について紹介します。

振動による結晶化

はちみつに振動や衝撃を与えると、はちみつ内に溶けている糖の安定性が崩れる事などが原因で結晶化をするようです。また、はちみつ内に気泡が存在していると余計に結晶化しやすいという情報もありました。

なので、大きいチューブ型の容器だと、使い切るまでに日数がかかり容器をひっくり返す回数も増えるので結晶化する可能性も増えますね😅

大型の容器で長期間の使用は結晶化のリスクがありそうなので、出来れば小さいディスペンサー等に移して使用する等の対策が必要ですね!

 

はちみつの種類による結晶化

はちみつの結晶化は、はちみつ内のブドウ糖に比例しています。

つまりはちみつ内にブドウ糖が多く含まれている方が結晶化しやすいです。
なので結晶化したはちみつがあまり好きでは無い方は結晶化しにくいはちみつを選んでみてはどうですか?☺️

結晶化しやすいはちみつ
ひまわり 菜の花 なたね

結晶化しにくいはちみつ
アカシア

 

保存方法に気を使っていても結晶化する事もあるかと思います。
万が一はちみつが結晶化した時の戻し方について紹介します!

 

結晶化したはちみつの戻し方

せっかくのはちみつが白く固まってる😇(結晶化)
でも結晶化したはちみつは温めれば元に戻す事ができます!

ただし!温める時には60℃を超えないように気を付ける必要があります!
それははちみつ内の過酸化水素やビタミンなどの栄養は熱に弱いためです。40℃を超えると成分が変化し始め、60℃を超えるとこれらの栄養素が完全に消失してしまうので注意してください!!!

温める方法は湯煎が良いです☺️
はちみつを熱しすぎないようにするためです。なので、湯煎をする時は50℃ぐらいまで温めたお湯で時間をかけて結晶を溶かしてくださいね!

一度経験すれば分かると思いますが、時間がかかりすぎます。なので結晶化したはちみつが好みでない方は、普段の保存に少しづつ気をつけていると結果的に大きな手間を減らす事に繋がりますよ!!

 

結晶化したはちみつの品質が悪くない事は分かったけど、本当にはちみつが悪くなってる時ってどんな時なの?

はちみつが悪くなった時の見分け方

 

気になりますよね?自分もはちみつを悪くした事がないのですが、はちみつの腐食した時の特徴を調べた結果を共有しますね!

チェックリスト

  • はちみつの表面にカビが生えている(結晶化でなく、フワフワしたような物)
  • 開封時と比べて明らかに匂いがおかしい
  • 味がすっぱい

上記のような症状がある場合は食べるのを避けた方がいいかもしれませんね😅

 

ここまでではちみつを長く最大効率で食べる為には保存方法が大切だと分かってきたと思います!
いよいよはちみつ容器の紹介をしますので、皆さんの使用用途や使用頻度に合わせた容器を探してみてくださいね!

 

はちみつ容器のおすすめ

使用頻度が高い方向け

これはキャップを外して好きなだけ注ぐ事ができる容器です!
樹脂の容器ですが、使用頻度が高い方なら1~2ヶ月で食べきれると思います!

ちなみに僕は毎日はちみつを食べるので、この形と素材の容器を利用しています!

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容器だけにお金をかけるのはちょっと

こんな方もたくさんいるかと思います☺️
そんな時はこちらのようにボトルに入っているはちみつを最初から買うと良いですよ!

ちなみにこのはちみつは、みかん蜜と百花蜜が混ざっている物だそうです。
非加熱で生はちみつなので安心ですね!

量としては、僕が1kgのはちみつを2ヶ月で600g程消費しております!
なので、450gで毎日食べる方なら2ヶ月程で中身が入れ替わるイメージだと思います☺️

 

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他にもガラスタイプでこのような物もありますよ!

CASUAL PRODUCT ガラスハニーディスペンサー

こんな容器が家にあったらおしゃれですよね?☺️
注ぐのも簡単ですし使用頻度が多い方ならば、この容器にはちみつを適量入れておき食卓に置いておくと食べやすいですよ!

こちらの内容量は210ccで毎日食べていれば足す頻度も高くなるので、色んなはちみつを交互に入れれるのもメリットですね!

 

保存能力を大切にしたい方向け

はちみつの保存場所は最初に説明しましたね☺️

はちみつの抗菌力は光の影響により低下してしまします。
そんな時に陶器であれば遮光性が高くはちみつの抗菌力が低下する可能性を大きくさげる事につながります。

ただし、唾液のついたスプーンや水を容器内に混入させてしまうと抗菌力は低下するので注意してくださいね!

また陶器だと種類が多く、自分好みの容器を使えるのもメリットですね!
今回紹介した容器はお子さんがいる方、ディズニー好きの方には可愛い見た目も楽しんで欲しいです!

⚠️1歳未満の赤ちゃんには絶対に食べさせないでください!⚠️

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はちみつを買おうか迷っている方向け

今からはちみつを買う方にはおすすめ!
使う分だけをディスペンサーに入れて使うと、瓶とハニーディスペンサーの比較も出来ますよ!

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ディスペンサーだけ欲しい方はこちら!

家族みんなで食べてもすぐには無くならない容量だと思います!

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感想(8件)

もちろんビンのまま保存、利用しても全く問題ありません!
保存場所だけは正しいか確認してみてくださいね^ ^

まとめ

まずは皆さん自宅内ではちみつの適切な保存場所は見つかりましたか?☺️

この記事のまとめをします!

ポイント

・はちみつの正しい保存方法について5つ紹介

・結晶化は温度やはちみつの種類によって発生確率が変わる

・はちみつが悪くなった時の確認事項

・おすすめのはちみつ容器3種

皆さんのはちみつライフに合った容器があると嬉しいです!

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